まずは、プラグトレーとはこんな感じの黒いやつです。ホームセンターで買いました。
ポット上げのポットとは、ポリポットの事です。こんなやつです。これもホームセンターで売ってます。ちなみに、自分の場合は師匠のお古を使わせて頂いてます。使い終わったらもちろん返しますよ。
まず、プラグトレーで育てた苗を、本葉が2~3枚ぐらいになったら、引っこ抜きます。種まきが2月9日なので、アブラナ科(キャベツ、カリフラワー、ブロッコリー)で、おおよそ1か月です。
やってみるとわかるのですが、これぐらい経過しないとこのように綺麗にプラグトレーから抜けません。あと、種類によっても、ポット上げのタイミングが違うようです。試しに同じ日に蒔いた、ナス科のフルーピー(小型のパプリカ)を少し引っ張ってみたのですが、綺麗に抜けませんでした。こちらは、もう一週間ぐらい様子を見てみます。
ポリポットに市販の土(野菜の土)を、250㏄ほど入れて、水をたっぷりかけて湿らせます。水をかけてからは、しばらく時間をおいた方がやり易いです。
そこに、先ほどの苗を指で優しく入れていきます。こんな感じになります。
自分の畑に、必要な苗はキャベツ、カリフラワー、ブロッコリーが、それぞれ100株です。失敗や、発育不良を見越して20%増しの120株を、それぞれ用意しました。
よくホームセンターで、見かける形になりました。
まだまだ、弱々しい苗です。大切に育てていきたいと思います。
ちなみに、プラグトレーには種を200粒蒔きました。この中で、20~30粒ぐらいは、そもそも発芽していません。種の袋には、発芽率85%と表記されてます。おおよそ、この通りか少し高いぐらいです。
そして、10~20株ぐらいは発芽はしたものの、発育不良です。たぶん、自分の水のやり方にも問題があります。一部は萎れていました。
っで、残りのおおよそ30株はどうしたか?
畑に、捨てました。今まで、育ててただけに、複雑な気持ちです。キャベツ、カリフラワー、ブロッコリーの各3品種で30株ずつ、合計で100株の破棄です。
師匠からは苗として売る方法もあるよ。と教えて頂います。2回目に蒔いた苗については、試しに直売所で販売してみます。あと、リアルな数字(原価)も記載しておきます。
ポリポット 5円
種 3.7円
土 250ccあたり 4.7円
上記、おおよその1株あたりの原価です。合計で13.4円になりました。100株の苗を直売所に出してみて、どれぐらい購入されるのでしょうか?
農業で食べていくとなると、このようなシビアな数字も必要となります。今はまだ、経営シュミレーションとしてですが、こちらの結果も、出次第ブログにて報告します。