「この仕事は、えらいねん!」と師匠から、本職の農家さんでもこの仕事はきついそうです。それは、こんな仕事です。
Before
After
なんとなく、違いかわかりますか?写真の右側です。畝(うね)と畝の間、こちらを谷といいますが、ここを鍬(くわ)で余分な土を畝に上げて掃除していくような仕事です。トラクターを使って畝を作っていますが、トラクターで耕うんした後、谷に少し土が残ります。
野菜の栽培には、たぶんそれほど影響がないのだろうと思いますが、このままにしておくと、水が溜まりやすくなり、雨の後、畑に入りにくくなってしまいます。これを少しでも軽減するため、余分な土は鍬を使って上げています。
11時から、畝の調整スタートいたしました。以前行った時も、1つの谷に2時間ほどかかりました。ざっと計算しても4つ分の谷があります。うん、終わらないっと思いながらも、できる所まで、やってみます。
途中、何という事もないのですが、一応、途中経過の写真です。
6時ごろ、師匠が様子を見にやってきました。
「丁寧にやったな、でもあの時間からやってこれだけか?」
と言いながら、笑ってます。こちらは、今年から始めたばかりですよ~。
「いや、でもだいぶ早くなりましたよ!」って自分。
でも、綺麗な畑を見て、やはり職人。すごく嬉しそうな顔をしています。ITもそうですが、自分の納得できない事はやりません。納得できる仕事をするのが、自分の信条です。
っと、思いながらも、前回と同じように日没まで、トライです。ついに、完全に日没。
畝の半分を残して、強制終了。これ以上はできません、なぜなら地面が見えないので。とはいえ、鍬の使い方が少しずつですが、上手くなっていくのが分かります。
師匠曰く、
「2、3日、一日中、鍬を振ってれば、自然と体が楽な方法を覚える。」
との事。はい、その通りで御座います。一応、鍬の使い方など、手ほどきをして頂きましたが、師匠とは体系の違いもあるのか、少し使い方が違います。
体力的には、きつい1日でしたが、鍬の上達も実感でき、帰ってビールを飲むのが楽しみな、充実した日でした。